MARUBENI REAL ESTATE MANAGEMENT RECRUITING

PEOPLE #06:キャリア採用

建物は巨大なマシン。
的確な管理とメンテナンスで、
いつもどおりの「日常」を護る。

設備職

BM(ビルマネジメント)

施設管理本部 施設管理第⼆部
横浜施設管理課

古賀 裕⼀郎 Yuichiro Koga

2021年入社(キャリア採用)

現在担当している仕事について教えてください。

地道な定期点検とメンテナンスで
安全性・快適性を向上させる

横浜市にある、みなとみらいグランドセントラルタワーのビルマネジメント(BM)における設備関連業務を担当しています。電気や水道、空調などの施設運営に欠かせない設備の点検・定期点検を通して、施設を利用される方々が、安心して安全に、そして快適に過ごせるように整える仕事です。異常が見つかれば、自分でまたは専門事業者に依頼して速やかに正常化を図ります。点検やメンテナンスは、直接的に何かを生み出したり、プラスにしたりすることは難しいですが、いつも変わらぬ環境を保持し続けることにより、建物の価値を高め、信頼を得ることに貢献しています。

仕事のやりがいや面白さをどこに感じますか?

さまざまな仕組みを熟知して
巨大な施設をコントロールする

建物は、車や船、ロボットなどと同じように、電気や空調などさまざまな設備機器によって隅々まで制御され、運営されています。いわば巨大な機械のようなものであり、それを緻密にコントロールすることに面白さを感じています。さらにそうした仕事が、テナント様約5,000人、利用者様年間約12万人という方々の生活や仕事を支えていることにもやりがいを感じます。たとえば、先日はあるテナント様で水漏れがあり、図面を見たり天井裏を調査したりして、当該箇所の排水づまりが原因であることを突き止めて対処しました。さらに今後の改善策までをテナント様へ直に提案できるのも、建物全体の構造や仕組みを熟知してこそと自負しています。

前職から転職したきっかけ、当社を選んだ理由について聞かせてください。

大規模かつ最先端の建物を
チームで協力しながら管理する

高校を卒業後、建物の設備管理会社に入社したのですが、小さな現場を少人数の交代制で運営していたため、物件ごとに属人化して休みも取れない状況でした。そこで、一人に負荷が集中するよりも、チームで大きな現場を担うほうが、負担なく業務を遂行でき、業務やノウハウのシェアもかなうのではないかと考えるようになりました。シンプルに言えば、「大きな建物のマネジメントに魅力を感じたから」と言えるでしょう。当社、丸紅リアルエステートマネジメントは取り扱っている建物の規模が大きく、且つ最新式のものが多いです。実際、現在の現場での4年間で、以前は得られなかった新しい知識やスキルが身についたと感じています。

実際に入社されて、良かったこと、意外だったことなどはありますか?

困りごとの傾聴や改善策の提案など
お客様に対応するスキルも必要

福利厚生面や業務環境などが整っているのは、やはりありがたいですね。また職人肌というよりも、チームで仕事をする文化が根づいているので、中途で入った私も丁寧なサポートが受けられ、スムーズに業務にあたることができました。温厚で堅実な人が多く、若い人の教育やフォローもしっかりしていると思います。そして意外というか、想像以上に求められているのが人間力です。さまざまなテナント様が入居されているため、お困りごとを直接ヒアリングして対処したり、中長期的な改善策を提案することもあります。その際には丸紅リアルエステートマネジメントの顔として接するので、一定のコミュニケーションスキルは必要だと感じます。

今後のキャリアについてどのようにお考えですか?

技術面や法律など勉強し続け
対応できる領域を拡大していく

建物は建てて終わりではなく、その中の設備やソフト面の技術は常に進化し、法律などの変化にも対応する必要があります。たとえば、太陽の高度に合わせて調整するIoTセンサー付のブラインドなど、新しい技術や仕組みも次々と登場してきています。当然ながら、管理しメンテナンスする私たちも、勉強し続けることが求められます。そのためには現場でキャッチアップしていくことも、網羅的に基礎を学べる資格の勉強もどちらも必要だと感じています。直接は業務に役立たないものもありますが、新しいことを含めて、全体を大きく捉えながら対応できる領域を広げていきたいと考えています。

A DAY’S SCHEDULE

1日のスケジュール

09:00
夜勤担当者との引き継ぎミーティング。
変わったことがないか、定期点検の予定などを確認。
09:30
日常点検・巡視に出発。
二人で二手に分かれて電気設備や空調設備、消防設備、非常用発電機など、建物の主要部分を廻り、異常がないかを点検。
12:00
控室で昼食。
のんびりすることもあれば、取得を目指している資格の勉強をすることも。
13:00
年間の定期点検のスケジュールに則って、建物内を巡回・点検。
電気室など危険が伴うエリアは二人一組で廻ることも。
14:30
点検の合間に「空調を調整してほしい」「水漏れがしている」などの要望やお困りごとに対応。
対処した後に、必要に応じて改善策を提案レポートにまとめることも。
17:30
退社。

ここもPOINT!

取った資格が活きる現場
資格勉強で得られる知識は、現場や協力業者との折衝で役立つことも多く、積極的に取得することを意識しています。
資格手当がしっかりつくので、給与アップも狙えます。