Case 事例集
利用されていなかったスペースを借り上げ、レンタルオフィス事業を開始
業務範囲
仙台に拠点を置く当社は、新規事業の柱として「レンタルオフィス」を検討。 地方都市での展開を模索していたところ、変形間取りの空間を抱えていたオーナー様との出会いがありました。
プロジェクトの背景
地方都市における少人数用オフィスのニーズを創る
当社ビジネスの新たなる柱をつくるべく新規事業を模索していた当社は、ニーズが高まっていた「レンタルオフィス事業」に着目。2017年に東北営業所を仙台市に開設したことをきっかけに、地方都市で本事業を展開できないかとの検討に入りました。拠点の開設にあたり、使い勝手を良くするために「仙台」駅からの近さ、ビジネス中心地の立地にこだわりました。また、テナント目線の賃料コストを抑えるためミドルグレードという主軸で企画しました。
そこで出会ったのが、変形間取りの空間を抱えていたオーナー様です。
課題解決のポイント
変形間取りでも支障がないレンタルオフィス
オーナー様は、変形間取りのためリーシングに苦戦されていました。しかし、当社が企画するレンタルオフィス事業は、区画を1坪単位で分割するため、変形間取りでもプランの支障になることはありません。
当社の事前調査により、仙台市における少人数用オフィスのニーズは高いと判断。「安心で、使い勝手と心地が良く、テナントのクライアント様からも評価される少人数用オフィスを創る」ことを意義として新規プロジェクトが始まりました。
オーナー様にて内装工事を施工いただいた状態で当社がマスターリースで借り上げ、当社がテナントへ転貸するスキームで、事業化の具体的検討を進めました。
プロジェクトの成果
Win x Win x Win
オーナー様は、当社とのマスターリース契約によってリスクを抑えながら所有不動産の空室有効活用と収益拡大が図れるスキームとなりました。
一方当社は、2019年6月に「M-LABEL仙台」を開業。インターネットによる集客を外注から内製化するなどしてノウハウを自社内で高め実績を重ねました。
テナント様からは「内装デザインがビジネスマッチして好評」「完全間仕切りされた個室のため、音漏れも気にせず安心」「過剰なサービスがなく、必要な設備・仕様であるため、納得感のあるコスト」「明瞭で安心な価格設定」いったご意見をいただいています。
個人契約、非常駐(月に数度の利用)、クライアントとの打合せ時のみ利用、東北進出のためのトライアルオフィス、プロジェクト用分室としての短期利用といった様々なニーズをもったテナント様へスペースをご提供しています。
空室を解消できたオーナー様、ワークスペースを利用できるテナント様、施設運営者としての当社の3者が Win x Win x Winの関係ができたプロジェクトとなりました。
今後ともご入居者様が快適にご利用いただけるレンタルオフィスを運営してまいります。
【「M-LABEL仙台」HP】
また、当社は不動産ビジネスの幅広い事業開拓を行い、お客様の「困った」を解決してまいります。