Case 事例集
オフィス移転を完全サポート。「負担は最小限に、ニーズは最大限に」を実現
業務範囲
数多くのオフィス移転仲介実績から、2カ月という短期間にさまざまな条件をクリアにして本社移転先を実現。 お客様のニーズをしっかりと把握して固定費削減、業務効率アップに寄与しました。
プロジェクトの背景
オフィス移転についての取り組み方が良くわからない。
移転プロジェクト立案が難しい。そんな中で始まりました
B社様は、東京に本社をもつメーカー。業容拡大に伴い社員が増え現在のオフィスが手狭になったこと、また入居ビルの老朽化や、企業イメージのアップ、社員の士気向上などを含め、総務部の担当者様は、オフィス移転の検討が喫緊の課題でした。
入居しているオフィスの賃貸借契約は6カ月前予告でしたが、契約満了のタイムリミットに気がついたのは8カ月前のこと。時間がない中、人海戦術で解決したいところですが、総務部は通常業務でも人員が不足していたことから、移転プロジェクトに人員を割けないとのことでした。
■移転に関する事前情報
お客様 : B社様(メーカー)
貸室面積 : 約400坪(3フロア使用)
契約形態 : 普通建物賃貸借契約(6カ月前予告)
本社社員数 : 140人
課題解決のポイント
■プロジェクトチームの設置
オフィス移転に際しては多種多様な決め事、作業(申請許可手続業務、移転先ビルの入居工事の手配など)が発生します。B社社員だけではなかなか手が回らないとのことだったので、当社から社外業務委託会社を手配しました。
■解約に関し違約金の有無、敷金償却などの確認
解約にあたり、既存賃貸借契約に基づく解約に伴う違約金の有無や、敷金償却など、負担・返還金銭の確認を実施しました。
■移転先の目的をはっきりさせる
移転の目的や優先順位を明確にしていただき、ヒアリングを実施しました。
・立地について(立地、交通、イメージ、関連会社との距離など)
・オフィスビル全体・機能(賃料、ランニングコストなど)
・レイアウトについて(オフィス内動線、什器や事務機器への要望など)
・リスク管理に関して(耐震、浸水などのBCP対策)
・ビル管理について(清掃、設備点検など)
■移転先ビルの情報収集〜選定
ネットワークを駆使し、B社様のご希望に沿うオフィスビルのラインナップを当社よりご提示。相場感やニーズから数棟のビルを選定、内覧の結果、ほぼ満足できるオフィスビルが決定できました。
■レイアウト図面の作成・工事監理
現状レイアウトの分析を行い、その上でB社様の問題点・課題を導き出しました。オフィスとしての動線効率や収納力がアップするよう、また大小会議室や商談スペース、コミュニティスペースや喫煙室確保、収納十分な書庫などを提案しました。
■原状回復工事の確認
100坪程度の事務所の場合、一般的に間仕切り解体から清掃に至るまでで2週間程度の工期となりますが、騒音や臭気の発生する工事を土日に設定し、原状回復工事の工期として4週間程度が必要と判断しました。
プロジェクトの成果
固定費が削減できたことに加え、業務効率がアップ
■移転プロジェクトの成功
当社がB社様の一員となることで、プロの目で移転業務を全面サポート。「お客様のご負担は最小限に、ニーズは最大限に」を実現することができました。
■立地改善
アクセスの良い駅近の物件にしたことで、定期代が削減できました。また、客先・取引先が多いエリアへの移転で効率の良い仕事ができるようになりました。
■支出削減
ワンフロアにしたことで、結果的に賃貸面積が狭くなり賃料削減につながりました。また、ビル内に駐車場があることから、外部で借りていた駐車場が不要になりました。
■会社の雰囲気
ワンフロアになったこと、またリフレッシュルームを部屋の中央に作ったことで、社員同士のコミュニケーションが図れるようになりました。